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一味清風

 米国と北朝鮮の罵倒合戦は、お互いを狂人呼ばわりで、とうに国際常識を超えている。ロシアのラブロフ外相は「幼稚園のけんかだ」と皮肉った。ここまでくると、どちらもこぶしの下し方が難しい
▼核保有国同士、平和共存できるのは「やったらやられる」という相互抑止が働くからだ。現状では北は圧倒的に不利だが、当面は日韓など近隣国を人質に取りながら、徐々に対米攻撃力を身に付けて、相互抑止力の完成を狙う。それまでは「何をしでかすか分からん」という疑心を抱かせ、先制攻撃を防止するのが基本戦略だ
▼こんなハチャメチャな北に、米国内で「核保有国として認める時期ではないか」という「弱気論」が、前民主党政権幹部の間で台頭しているという
▼それを認めれば北の思惑通りだが、次には日韓の核保有も当然論議になり、世界の核問題は新しい次元に入る。ここはやはり、国際連帯による徹底した対北圧力しかない。
(宮本 倫好)週刊「世界と日本」第2111号

 

 北朝鮮問題を意識しているからか、「反核」運動をしている人々、それを支える言論人の文言に強い違和感を覚えている
▼彼らの反核の主張は一様に「反原発・反安保(反米)」込みでなくてはならないという主張になっている。安保により、基地等を提供、そのアメリカさえのいてくれたら、とばっちりを受けずにすむ、だから反安保は反核とセットということなのか
▼「反核=反戦=反帝国主義、反自衛隊、反安保」などと、およそ「反」のつくものは何でも接着できる万能薬ごときの発言をなさる言論人もおられる。私の抱いている違和感は「反米」を言うなら、なぜ、北朝鮮、ロシア、中国にも同じような主張ができないのかという思いから生じている
▼これら「反何々」という主張が彼らの左翼性の証しとみなされているとすれば、彼らを左翼だなどと甘やかしておく手はない。彼らの左翼性などは、心情の中で空転しているだけなのだ。
(千葉 榮爾)週刊「世界と日本」第2110号

 

 9月21日の本紙東京懇談会の講師は佐伯啓思・京大名誉教授だ。同氏は保守論壇の重鎮だが、社会思想家としてのウィングは朝日新聞から産経新聞、文藝春秋までと幅広い
▼佐伯氏は月刊『文藝春秋』最近号の〈民主主義のしっぺ返しが始まった〉で、「民主主義のはらむ欠陥が露呈された」と論じる
▼マスコミは代替案を打ち出して論争することなく「忖度(そんたく)があった」「友達を優遇した」などと、連日、政府批判報道を繰り返すうちに、安倍内閣の支持率を一挙に低下させた。これはまさに山本七平氏の有名な言葉「空気の支配」そのものだという
▼佐伯氏は近著『経済成長主義への訣別』(新潮社)で「安倍首相は大胆なアベノミクスを打ち出したが、期待された成果を上げていない。これはグローバルな資本主義そのもののゆがみにあり、いずれ破局を迎える」と悲観的だ
▼その佐伯氏が、今度の講演会で何を語るか、大いに楽しみである。
(宮本 倫好)週刊「世界と日本」第2109号

 

 今、私たちを取り巻く状況の中で「自己顕示」という妖怪が飛び回っている気がする
▼テレビのワイドショーしかり。これを誇大に売り込むことが、元来、悪い意味での商人根性のしからしめるところであるとすれば、今の状況に蔓延する心的特徴を、日本人挙げての商人化、商魂への傾斜という言い方で表現できるのではないだろうか
▼今確かに言えることは、何かが極度に不足しており、何かが過度にあふれていることが原因で、私たち日本人の心ばえが大きく傾いているということである。日本人の精神の槓桿(こうかん)が平衡状態を失い、一つの方向へ急角度に傾斜しつつあるということだ
▼あたりまえの市民社会の基となるべき控え目、良識、互助のモラルが駆逐され、自己顕示を含めて、いかなる意味でも「極端に奔(はし)る」ことが快挙とされ、そのことが衆目をあつめる雰囲気が私たちの周りに醸造されつつあることに危惧を覚える。
(千葉 榮爾)週刊「世界と日本」第2108号

 

 内閣改造が、安倍内閣の支持率低下を逆転させるきっかけとなるか。また民進党の執行部一新が、都議選などで示された人気離散を回復させるか。両現象は相互に密接不離で、日本の政治の近未来を占う指標になる
▼2009年の民主党への政権交代は、浮動票と呼ばれる無党派層がもたらしたものだ。自民一強支配に飽きた有権者の多数が民主党に投票し、二大政党時代の到来を予感させた
▼しかしその期待はすぐしぼみ、3年後には自民党の政権復帰が実現した
▼その自民一強支配にも、今人気低落が続く。近い将来の国政選挙で、もし自民党の人気回復か、民進党中心の野党連合進展かが明確にならなかったらどうか。それはそれで有権者の政治離れが進み、長い沈滞を招来するかもしれない。その回避は政治家の責任であり、有権者の政治的成熟度によるだろう
▼今後相次ぎ行われる大型の地方選挙で示される民意を、先ず注視したい。
(宮本 倫好)週刊「世界と日本」第2107号

 

 一番触れにくい問題として「神」のことがある
▼時代が進めば進むほど、「神から解放」された人間は自分を過信する。自分の判断が一番正しいと思い、多数の判断ならばさらに正しいと思う、それが民主主義だと言う
▼しかし、歴史上、今まで、どれほど多く興奮し、狂乱した多数の判断(民主主義)のもと残虐な戦いを引き起こし、起こされてきたか。特に自分のことしか考えず、他人への思いやりを忘れた近代人の「判断の集合」が、どれだけ狂った選択をしてきたか
▼このことを想う時、私は常に米国の神学者ラインホルド・ニーバーの次の祈りの言葉を思う。「神よ、変えることのできるものについて、それを変えるだけの勇気を我らに与えたまえ。変えることのできないものについては、それを受け入れるだけの『冷静さ』を与えたまえ。そして変えることのできるものと、変えることのできないものとを識別する『知恵』を与えたまえ」
(千葉 榮爾)週刊「世界と日本」第2106号

 

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