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一味清風

 北朝鮮の核問題が、今年の世界にとって最大課題の一つだ。米国の世論もようやく危機感を深め始めた

▼中ロを巻き込んで、経済的に北を締めあげるというトランプ政権の戦略は、基本的に正しい。ただ中ロが米とは覇権を争う国々だから、協力には大きな限界がある

▼米国自身も、北をここまで放置したこれまでの政権の責任が、トランプ政権の選択肢を大きく狭めている。軍事力の使用をほのめかしても、北の独裁者は「それはもうできまい」と、核保有を米国に認めさせてから対等の交渉を進める、という既定路線の強化を図る

▼韓国は平昌五輪を口実に、北との話し合いに打開の道を求める。これは一時的に軍事危機の先延ばし効果はあるが、現政権の北寄り姿勢を北に付け込まれ、米韓同盟に亀裂を生む危険も大きい

▼日本外交にとって、こんな連立方程式はさらに解が難しい。国民の間の当事者意識の希薄さが、足かせにならないか。

(宮本 倫好)週刊「世界と日本」第2117号

 

 大政奉還の際の德川慶喜公のお気持ち・決断と、昭和天皇が昭和20年8月にポツダム宣言を受諾することを決断されたそのお気持ちを重ねざるを得ない
▼昭和天皇は御前会議で戦争の終結を決断された理由を示される中で「・・・自分の任務は祖先から受け継いだ、この日本を子孫に伝えることである。今日となっては一人でも多くの日本人に生き残ってもらって、その人たちが将来再び立ち上がってもらう他に、この日本を子孫に伝える方法はないと思う・・・」と語っておられる
▼「今」という現在を生きる私たちは、多くの先人の判断、営みの上に成立している
▼このことを考える時、今の私たちの責任は大きい。その責任の行為とは、過去から引き継いだものを未来へ引き渡していく行為である
▼そして、このことを考えさせる「きっかけ」の一つが、日本で言えば「元号」であり、これは過去を生きてきた日本人から贈られた伝統なのだとも言える。
(千葉 榮爾)週刊「世界と日本」第2116号

 

 米サンフランシスコ市が、韓国の慰安婦を象徴する女性像の寄贈を受け入れたことに対し、大阪の吉村洋文市長が、シスコとの姉妹都市解消を通告する。この措置はやむを得ないだろう
▼慰安婦問題で日韓の間に深刻な対立があったことは衆知だ。だからこそ韓国の前政権との間で、大局的見地から不可逆的な合意が図られた。これを守らない現政権と韓国民に非があることはいうまでもないが、海外でも韓国系の動きは活発だ。日韓間の実情を徹底検証もせず、一方的な立場に立つシスコ当局の短慮は、同盟国に対し責任あるものとは到底言えない
▼現地の報道によると、韓国系米国人はまだ1世・2世が多く、祖国とのつながりが強い。一方、日系人は祖国との関係が薄く、団結や政治集団化に消極的だという。この差が現地での政治面に現れたのだろう
▼それにしても、主張すべきことは主張すべし、という国内世論の弱いことが致命的だ。
(宮本 倫好)週刊「世界と日本」第2115号

 

 聖書のイエスの言葉に「今日野にあって明日炉に投げ込まれる草花は美しい」という一文がある
▼これは、色・形のことだけを指しているのではなく、自らの生のための思い煩いを放棄せよ、という文脈の中に置かれている言葉だ。野に咲く草花には、この思い煩いがない。そこに草花の美しさが表れているのだ
▼私たちの伝統はよい言葉を持っている。それは「無心」という言葉である。心に無事、事に無心。心の中に事へのはからいがない。心は事柄にはからわない、という。草花には自我がないのだから思い煩いがないのは当然であろう
▼自我と共に思い煩いが成り立ち、その自我とは自己の生のためにあれこれ思い煩う主体なのだ。この思い煩いを超え、無心さが草花の無心さを見、そのひびき合いの中で、「一本の草花は美しい」というイエスの言葉が出てきたのだろうか
▼この無心さと草花の共鳴に美しさを見たイエスとは何者だったのだろうか。
(千葉 榮爾)週刊「世界と日本」第2114号

 

 コンピュータ業界の雄IBM社内に今も残る笑い話。日本での生産が軌道に乗り始めた頃、本社から日本IBMに指令書が届いた。「欠陥品3個まで認めるから、1万個を至急送れ」。日本側の返書。「北米の商慣行は理解不能。特製欠陥品を別送したから、受納されたし」
▼かつての日本製品は欠陥品を特製でもしない限り、完璧な品質管理は当然だった。それが「なんと、なんと」で、現状にあきれ返って言葉もない
▼最近では神戸製鋼所のデータ偽装問題が大きい。取引先で加工されれば、安全性の先が見えない。ミサイル、航空機、自動車、鉄道車両にまで及ぶから、各社ごとのチェックは大変だ。一部子会社は品質保証のJIS認証を取り消された
▼日本を支える車産業でも、日産に続きスバルも、無資格者に完成品検査をさせていた。「車よ、お前もか」という事態に、折から開催中の東京モーターショーも、意気が上がらなかった。
(宮本 倫好)週刊「世界と日本」第2113号

 

 私たちの心の動きの中の一つに、「無意識の自負」というものがある
▼さて、「新婚さんいらっしゃい」という番組に、夫東大卒、妻東京女子大卒という新婚夫婦が出ていた。司会の桂文枝に、この若いご主人が巧みにからかわれていた
▼「ご主人の出身はどちらで?」と文枝が聞くと、ご主人はためらうことなく「東大です」と答えた。文枝は「出身地は?」と聞きたかったのだろうが。思わず文枝が言ったものだ。「やはり言いたいんやね」
▼彼は思わず「東大卒」を口にしてしまったのだろうが、この返答は明らかに「無意識の自負」の上に成立している。「やはり言いたいんやね」と巧みにおちょくる文枝の眼は確かだ
▼なぜなら、文枝の眼は、この「無意識の自負」が時として「他者とは違うのだ」という「思い上がり」を生むことを見てとっている眼だからである
▼この眼には知識人ぶる傾向を持つ言論人の姿も映っているかもしれない。
(千葉 榮爾)週刊「世界と日本」第2112号

 

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