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一味清風

 寿ぐべき新年元旦のトップニュースは、日産自動車前会長の国外逃亡事件であった。全く腹立たしい人物である。さらに腹立たしいのは、この程度の人物を日本経済の救世主のように祭り上げたマスコミ・ジャーナリズムである

▼もういい加減に目を醒ましてほしい。目を醒ませば、グローバリズムとは聞こえがよいが、この手の得体の知れない不良外人があちこちに闊歩していることに気づく

▼国技館で観客に万歳三唱を強要した力士、何十社という会社の株式を大量に買い漁り、法外な値段での引き取りを要求したアクティビスト、さしたる業績もないのにチヤホヤされて日本研究者を気取る学者など、枚挙に遑がない。彼らの、お人好しの日本人につけ込むあざとさには目を背けたくなる

▼今年はそういう連中に対して毅然とした対応をとる一年であってほしい。「蟻の一穴」という言葉があるが、我が国の良き礼節が失われることを怖れる。

(舩橋 晴雄)週刊「世界と日本」第2165号

 

 自国第一を唱えるトランプ政権の登場以来、中国の積極的な軍事力、外交力強化も相まって、世界は大きな転換点にある

▼冷戦以後の米主導による秩序が終わり、世界は指導国不在の混迷期に入っている。米中の貿易戦争や宇宙開発を含む先端技術の覇権争いも激化するばかり

▼両国の角逐で中国の利点は、党中央の意志によって国家資源を一点に集中できる独裁体制だ。14億人の民を統治する唯一の方法かも知れないが、個人の自由や自主性を最優先する先進国モデルには合致しない。その代わり、中国の成功をうらやみ模倣しようとする途上国は絶えないだろう

▼香港で続く自由を求める若者の大規模デモを米国が公然と支援し、中国が譲歩を断固拒否する。その根は深い。中国内のウイグル族などへの民族弾圧も報じられ、米中対立は台湾総統選挙にも大きく影響する

▼春に習近平国家主席の来日を迎える日本。独自外交をどう展開するか。

(宮本 倫好)週刊「世界と日本」第2164号

 

 もう12月である。今年もいろいろな出来事があった。数多くの外国要人も来日した。その中でも、ローマ教皇フランシスコの来日は、多くの日本人に深い感銘と大きな影響を与えたのではなかったか

▼長崎、広島という2つの被爆地を最初に訪問し、その後、東日本大震災の被災者300人と面会した。そしてそれぞれの機会に心に染みるメッセージを発した

▼中でも、「戦争のために原子力を用いることは犯罪以外の何ものでもない」、「核ドクトリンの下で膨張してきた恐怖と相互不信、敵意の増幅を止めなければならない」、「無駄遣いされている貴重な資源は、本来、人類の発展や自然環境の保護に使うはずのものだ」などの言葉には、人類の未来を憂慮するとともに、弱い者、虐げられた者、痛みに苦しむ者に対して心から寄り添って生きるという教皇の姿勢がまざまざと見てとれた

▼そこに真の宗教者の強さがあった。

(舩橋 晴雄)週刊「世界と日本」第2163号

 

 「改憲成し遂げる―ゾーッとした」―有力紙投書欄に大きく出た主婦の意見だ。政府の憲法改正への動きを即「戦争への道」という未熟な紋切り型で決めつけたのだが、むしろ掲載メディアの無定見さを問いたい

▼北朝鮮の核執着、中国の覇権主義、ロシアの野心、米トランプ政権の予測不能な言動等々、日本を取り巻く急速な情勢悪化には目を見張る。一方で、国民の一部の「平和憲法さえあれば」というナイーブな信仰は相変わらずだ

▼本紙の月刊『世界と日本』は特別号で、日本の安保問題と正面から取り組んだ特集を発行した。自民党の石破茂、中谷元、中西哲の防衛専門家をはじめ、金田秀昭、渡部悦和、矢野一樹という自衛隊元最高幹部を網羅した豪華な執筆陣だ

▼勘所を全面的に抑え、しかも透徹した分析と平易な解説は間然する所がない。私は塾読して大いに教示された。安保問題で望み得る最高の内容だ。大いに読まれてほしい。

(宮本 倫好)週刊「世界と日本」第2162号

 

 以前、国税庁に奉職していた時のことである。日韓の税務当局の相互交流が行われていて、先方から韓国国税庁の幹部が来日した

▼国税の悩みはどこでも同じようなもので、納税に非協力な団体への対応とか、富裕層の所得の国外移転とか、公平な課税を実現するには何を考えていくべきかというような議論があった

▼歓迎夕食会でだいぶ打ち解けた頃、先方の代表から、日本の国税はいいですね、羨ましいという発言があった

▼そんな風にいわれたことはこれまでなかったので思わず聞き返すと、日本では政権が代わっても国税の幹部が逮捕されることはないですよね、韓国ではまず検事総長と国税庁長官が逮捕されるんです、との答えであった。その時あらためて公務員の政治的中立性ということを思った

▼先日、新天皇の即位の式が挙行された。天皇の存在が日本社会の安定にどれほど寄与しているかをつくづく考えさせられた。

(舩橋 晴雄)週刊「世界と日本」第2161号

 

 本紙前号の木村汎・北大名誉教授の『プーチンは何を考えているのか』は、独裁政権の本質を見事に突いていた

▼ロシアのプーチン大統領だけではない。中国の習近平主席も北朝鮮の金正恩委員長も、皆同じ特性を持つ。その地位から平和裡に降りる道はなく、いつも生き残りを至上目的とする宿命下にある

▼トランプ米大統領だって、外交政策は全て来年の再選を目指したものだ。だが民主政権下では落選しても命まで奪われない。しかし現職中に粛清を繰り返す独裁政権下では、失脚即生命の危機となる

▼金正恩は兄や叔父という肉親まで殺害した。プーチンも習近平も強権的統治で無数の政敵を葬った。木村教授の言葉を借りれば、彼らは英語で言うサバイバー(生き残り者)ではなく、何が何でも生き残ろうとするサバイバリストだ

▼米ソの核対立が先鋭化していた時、独裁者は核のシェルターに頼ってでも、自分だけは生き残ろうとした。

(宮本 倫好)週刊「世界と日本」第2160号

 

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