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一味清風

 「オノマトペ」(フランス語で擬音語・擬声語を表す)というものがある。今の梅雨の季節ならば雨がシトシトというのがその例である
▼ところが近年は季節を構わず、雨はザンザンと降るか、パラパラと降るか、どちらかになってしまった。雨に限らず地球温暖化の影響をいろいろな場面でヒシヒシと感じるようになってきた
▼気候変動が経済、社会、人間生活に多大な影響を与えつつあることは言うまでもない。またその原因や将来の見通しなどもかなりはっきりとわかってきた。これをくい止める努力も重ねられている
▼筆者が懸念しているのは、気候変動が日本人の精神や美意識にどのような影響を与えるかということである
▼例えば日本人の美意識を滋養してきた俳句にとって、季節感は死活的な重要性を持っている。季語が実感を伴わなくなれば、それは一つの文化が消滅したということになる
(舩橋 晴雄)週刊「世界と日本」第2153号

 

 来年秋の米大統領選が早くも熱を帯びる。自己の正当性を声高に主張し反対者は容赦なく脅すトランプ的手法は、米国内でも批判が強い。だが白人労働者層中心の支持基盤は揺るがないから、内政、外交でこの傾向は強まるはずだ
▼米国との連帯は日本の最優先外交だ。ただ米中ロの覇権争いがからむし、イラン、トルコ、メキシコなどへも強圧政策をとるトランプ大統領に、日本の独自外交は容易ではない
▼安倍首相は「トランプという猛獣を上手くあしらう猛獣使い」という皮肉を交えた評が米国内にある。令和初の国賓という先の訪日でも、「猛獣」は対日要求を特に表には出さなかった
▼その困難な安倍外交が、最近軌道に乗り始めている兆候はある。中国からはとげとげしさが消えたし、米国と正面切って対立するイランやトルコにも頼りにされる
▼日米同盟を基軸に米国にも頼られる独自色も出す。そんな成熟した日米関係をと願う。
(宮本 倫好)週刊「世界と日本」第2152号

 

 「世界と日本」の会員・読者の方々は比較的年齢が高い方が多いのではないだろうか。かくいう私も70歳を超えている。そのせいか「人生と終わり」を考えることが多くなった
▼ある友人は、退職後の酒席で「呑気に、楽しく、ふわりふわり生きていく」と言っていたが、その後、家族・社会との接点を失い、孤立していった
▼多くの人が味わう、定年後の長い時間、これをどう生きるのか。これは私も含めた多くの人が抱え込まざるを得ない重いテーマとして浮かび上がってきている
▼急激に延びた寿命をどのように埋めていくべきなのか。「ケセラセラ」で日々を過ごせればよいのだが
▼城山三郎氏の経済小説『毎日が日曜日』は定年後の人生の一側面ではあるが、その城山氏は、生前「一日即一生」―「今日一日を生きることが、一生を生きると同じこと」の言葉を好んで揮毫(きごう)したという
▼どうやらこの心構えが私たちには必要なようだ。
(千葉 榮爾)週刊「世界と日本」第2151号

 

 米中の貿易摩擦が激しい。関税の大幅引き上げを武器に紛争を仕掛けたのは、脅しが得意のトランプ米大統領。だが面子重視の中国・習近平主席も、安易に引き下がれない
▼各国とも世界経済が巻き添えを食うと憂慮するが、軍事を含む米中の覇権争いが基本にあるだけに、長期戦の様相にただハラハラするだけだ。日本の消費増税はどうなるのか
▼政治家は何より地位の喪失を恐れる。トランプ氏は来年の再選が最優先課題だし、習氏は盤石の支配体制確立が急務だ
▼自国も傷つくことを憂慮する声が米中両国内にもあるが、進んで自分のこぶしは下ろしにくい。だが危機管理が最終的に機能するのでは
▼一方、米中経済戦争の陰でもっと大変なのは北朝鮮と韓国。北は非核交渉に失敗すれば、体制危機で指導者の命そのものが危うい。韓国も歴代大統領で終わりを全うした者は殆どいない。やはり危機で最終的にものをいうのは国家の成熟度だ。
(宮本 倫好)週刊「世界と日本」第2150号

 

 昨今の国会論議、今に始まったことではないと言えばそれまでだが、政治家の方々は、自らの発言に「根」を持っていらっしゃるのだろうかと思う
▼産業社会の発展に伴う社会全体のハビトゥス(慣習の体系)の変容と比較すれば、およそ官僚・政治家の方々の頭の中は変わっていない。例えば、女性の社会進出がめざましい社会のあり方からほど遠い先生方のあり方を見ただけでも、時代遅れなのがわかる
▼性別役割分業を土台とした家族観・生活感覚から、少し自らを解放していかなければ大きな政策を云々する以前の段階で様々な支障が生じ、これからの時代を支える若者や女性の支持が得られるはずがない
▼時代が変容している中で、家族・学校・会社・政治など、あらゆるシステムが旧来の価値観では成り立たなくなっている。解決すべき諸問題は多々存在しており、これらへの取り組みが今の課題であることを強く自覚していきたいものだ。
(千葉 榮爾)週刊「世界と日本」第2148・2149合併号

 

 海上保安庁が所有するドイツ製世界地図(1856年)の複製がドイツ政府に寄贈される。ドイツ語で「日本海」と表記され、その呼称が古くから世界的に使用されていた証拠だ。韓国が世界的に推進する「東海」呼称の有力な反論で、政府対外広報の珍しいヒットだ
▼反日なら何でもありの韓国では、最近は慶尚南道庁舎前のカイヅカイブキまで、日帝時代の残滓(ざんし)として韓国固有の松に植え替えたという
▼中国や韓国では、対外広報予算が日本より桁違いに多い。隣国の狂気じみた歴史認識では、わが国の発信力が弱く、世界に十分に伝わらない
▼「真相は必ず分かってもらえる」といった日本固有の受動的な態度は、自己主張が渦巻く世界では、独りよがりに終わる。韓国の従軍慰安婦像建設が欧米で続くのが好例だ
▼世界への日本の発信力を根本から見直すべきだろう。外部からの採用も含め、最も必要な広報の専門家の至急育成が急務だ。
(宮本 倫好)週刊「世界と日本」第2147号

 

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