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一味清風

 日韓関係は末期症状だ。近隣国は元来角突き合わせが多い。インドとパキスタン、英国とアイルランド、ロシアとフィンランド、米国とメキシコ等々

▼宗教、歴史などの違いがご近所だと余計角立つが、日韓は国民性の差も大きい。片や島国的に和を尊び、もめごとも「水に流す」ことを好むが、相手は厳しい歴史の上に積み上げられた執拗な恨(はん)の文化で、「和解や癒し」には馴染まない。過去の事象もすべて現在の価値基準で斬って恨むという近視性も持つ

▼人生を平穏に全うした大統領がほぼいないほど政争も激しい。曺国氏の法相任命も国際協定無視に連なる。現政権の北への共感も、対日の恨を促進する

▼某週刊誌のように彼らの未成熟ぶりを徹底してコケにするのは簡単だが、一部の感情的反発に謝罪して引っ込めたのはお粗末の極みだった

▼屈せず、同じず、腹を据えて世界に信じるところを強力に発信をすることが肝要だ。

(宮本 倫好)週刊「世界と日本」第2158号

 

 この夏の課題図書という訳ではないが、今年はスペインの作家、ミゲル・デ・セルバンテスの『ドン・キホーテ』を読んだ。岩波文庫版で前篇後篇合わせて6冊、かなりの長編である

▼誰もが知っている風車に突進する話は、開巻早々に出てくるが、こんな無鉄砲な話が次から次へと繰り出される訳ではない

▼むしろ至るところに、人生論、処世論など、人はいかに生きるべきかを考えさせる作品なのである

▼あらためて見直したのは、農夫サンチョ・パンサである。善人だけれども少々頭の弱い人間だという設定になっているが、読み進めると次第に賢人に見えてくる。それはセルバンテスがサンチョの言葉の中に、それぞれの状況に合った様々なことわざを的確に埋め込んでいるからである

▼ことわざは民族の叡智の結晶である。日本語が乱れ、ことわざが使われなくなることは、民族の知的レベルが低下していくことである。

(舩橋 晴雄)週刊「世界と日本」第2157号

 

 米民間機関の最近の調査では、アジア各国指導者への信頼度で安倍首相は61%と他を圧したという

▼しかし日米経済協議や対イラン有志連合構想への帰趨次第で、安倍外交がトランプ大統領得意の揺さぶりにどこまで耐え、それが米国内の安倍支持率にどう影響するか

▼湾岸戦争で日本は米国要請の派兵を断った。その結果、カネを思い切りふんだくられ、しかもどこからも感謝されなかった苦い経験を持つ

▼今は日本の国際的地位も格段に向上し、米の指導力も低下しているが、泥沼の日韓対立でも対北交渉でも、米国をやはり一番頼りと期待する日本だ。だがトランプ外交は、日本の「甘え」を容赦なく突く可能性を常にはらむ

▼世界覇権の長期的な帰趨がからむ米中対決など日本が直面する諸課題。米国とは協調する一方で距離も取り、国際協調に独自性を出すという道は簡単ではない。戦後の総決算的意味合いも持つという自覚が必須だ。

(宮本 倫好)週刊「世界と日本」第2156号

 

 先日久しぶりに福岡に行った。朝、ホテルからほど近い福岡城まで散歩を楽しんだ。天守台まで登ってみると、福岡の町から玄界灘まで一望の下に見渡せる
▼ここで、あらためて播磨の土豪から五十二万石の太守となった黒田官兵衛の出世譚を思った
▼黒田官兵衛の立身の根源は情報であり、あえていえば謀略であったように思う。関ケ原の戦いの時に、小早川の裏切りと毛利の中立の画策に嫡男長政が大きな役割を果たした
▼自身は九州にあって大暴れし、毛利の背後と島津の前面を衝(つ)いた。官兵衛が子孫に宛てた遺言書が残されているが、そこには徳川の天下を樹てたのはわれら父子であると記されている
▼小国が生き抜くのに何が必要なのか。官兵衛の生涯がそれを教えている。翻(ひるがえ)って米中二大国に挟まれた小国は、十分な情報力、謀略力を持っているのか。吉本騒ぎに現(うつつ)を抜かしている場合ではない。
(舩橋 晴雄)週刊「世界と日本」第2155号

 

 日本の一部メディアは例によって「政府が振り上げた拳をまず降ろせ」と説教する。そうだろうか。経済界から反対の声が上がらないのも不満らしい
▼日本政府は半導体製造に必須の3品目について、対韓輸出の管理を厳格化した。韓国政府が慰安婦問題や徴用工訴訟で、両国間の約束を一顧だにしない態度に業を煮やした。北への輸出態勢不備で有無を言わさぬ「隠し玉」があるという説も
▼友好国を対象に輸出手続きを簡素化するホワイト国からも、韓国を除外する手続きを始めた。友好国に分類していたのが不思議だ
▼今度の措置で、日本製品への依存度が高い韓国企業は大きな影響を受ける。長期化すれば日本への悪影響も出るだろう。だが紛争の種をまいた韓国側が、先ず真剣に打開策を講じるべきだ
▼政権派が反対派を抑圧するのが韓国政治の特色だが、冷静な対応を求める声が韓国内に出ているようだ。先ずその出方を注視したい。
(宮本 倫好)週刊「世界と日本」第2154号

 

 「オノマトペ」(フランス語で擬音語・擬声語を表す)というものがある。今の梅雨の季節ならば雨がシトシトというのがその例である
▼ところが近年は季節を構わず、雨はザンザンと降るか、パラパラと降るか、どちらかになってしまった。雨に限らず地球温暖化の影響をいろいろな場面でヒシヒシと感じるようになってきた
▼気候変動が経済、社会、人間生活に多大な影響を与えつつあることは言うまでもない。またその原因や将来の見通しなどもかなりはっきりとわかってきた。これをくい止める努力も重ねられている
▼筆者が懸念しているのは、気候変動が日本人の精神や美意識にどのような影響を与えるかということである
▼例えば日本人の美意識を滋養してきた俳句にとって、季節感は死活的な重要性を持っている。季語が実感を伴わなくなれば、それは一つの文化が消滅したということになる
(舩橋 晴雄)週刊「世界と日本」第2153号

 

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