サブメニュー

●週刊「世界と日本」コラム

外部各種イベント・セミナー情報

  • 皆様からの情報もお待ちしております

お役立ちリンク集

  • お役立ちサイトをご紹介します

Coffee Break

  • 政治からちょっと離れた時間をお届けできればと思いご紹介します

東京懇談会録

  • ※会員の方向けのページです

●時局への発言ほか

  • お知らせ

    ●会員専用コンテンツの閲覧について
    法人会員及び個人会員、週刊・月刊「世界と日本」購読者の方で、パスワードをお忘れの方はその旨をメールにてご連絡ください。その際に契約内容が分かる内容を明記ください。折り返し、小社で確認後メールにてご連絡します。

    パスワードお問い合わせ先

    tokyo@naigainews.jp

一味清風

 護衛艦をインドネシアに輸出する計画が進んでいる。護衛艦の輸出は初めてで、近く就役の最新護衛艦「30FFM」が候補という

▼「自由で開かれたインド太平洋構想」の具体化として期待が高い。これは日本が提唱し、構成国は日米豪印の4カ国。ASEAN諸国の協力が成功のカギだが、中国の脅威を余り強調すると中国の反発を招き、各国も腰が引けるから微妙だ

▼だがインドネシアは周辺航行の中国船とトラブルを起こし、海軍力を強化中だ。菅首相は10月の訪問でジョコ大統領と防衛装備品の輸出に関する協議で同意している

▼日本は兵器輸出の面では欧米の後塵を拝し、インドネシア側には今回もイタリアからの提案もあるというから、実現にはまだヤマもある

▼元海上自衛隊海将で安保懇上席研究員の矢野一樹氏は、これを突破口に兵器輸出を増やし、一方で多角的に防衛力を高めないと、米中対立の激化をしのげない、という。

(宮本 倫好)週刊「世界と日本」第2186号

 

 菅総理の所信表明演説の1丁目1番地は、2050年CO2排出ゼロ宣言であった。この宣言の意味は大きい。今後一丸となってその目標の達成、できればその事前達成、超過達成に邁進してほしい。地球温暖化問題は、広範かつ深刻な問題であり、その克服も長期にわたる努力が必要だからである

▼まず求められるのは画期的な技術開発である。以前トヨタ自動車のトップが、走れば走るほど空気がクリーンになる車の開発を目指すと豪語したことがあったが、この取り組みはその後どうなったのか

▼このようにCO2を出さない努力も必要だが、既に排出されたCO2を回収、固定化することも大切だ。既に固定化して地中深くに埋めるとか、他の化学物質と反応させてセメント化するとか、様々な技術開発が進んでいる

▼さらにこれまでの資源多消費型の生活様式の改革だ。それは終電の繰り上げどころの話ではない。

(舩橋 晴雄)週刊「世界と日本」第2185号

 

 大統領選後の米外交が日本にどう影響するかは、しばらく要注意だ。ただトランプ再選にせよ、民主党の政権奪還にせよ、日本は自主外交路線の追及が避けられまい

▼トランプ大統領は自国民の利益拡大を求める路線を追及したが、民主党政権になっても、基本的には大きく変わらないだろう。トランプはまた中国の脅威を内外に強く認識させ、軍事的、経済的、技術的優位の維持を鮮明にした。この路線も基本的には両党で一致するはずだ

▼日本は米国に強く依存しながら、中国との経済関係は維持したい。この自主性をどう保つかが最大の外交課題だ。親中派で知られ、菅首相を実現させた功労者の二階俊博・自民党幹事長は特に頭を絞ってほしい

▼日本主導の日米豪印4カ国の戦略対話は、インド太平洋地区に軍事進出を強める中国に対し、新国際秩序確立を視野に入れる。従来の内向きを脱却した多角的外交の試金石として結実させたい。

(宮本 倫好)週刊「世界と日本」第2184号

 

 菅新内閣は総理の性格が反映しているのか、まずは実質的な課題に取り組むという姿勢が一定の評価を得て、順調なすべり出しのようである

▼いくつかの課題の中に国際金融都市構想というものがある。東京、大阪、福岡などを世界的な金融都市とするために、一種の特区を設け税制や規制を優遇・緩和しようとするものである

▼このような構想は、日本経済が隆々たる時期に円の国際化が叫ばれた頃から何度も浮かび上がっては頓挫している。うまくいかない理由は何か

▼税制や規制当局の重い腰など様々な理由が挙げられている。しかし、そもそも東京や大阪がニューヨークやロンドンのような国際金融都市になりうるのか。覇権国であった経験もなく、円が基軸通貨であった歴史もないわが国にそれが不可能であることは実務思考で考えればすぐわかることだ。目指すなら、国際健康都市とか、国際学術都市、国際安心都市などはどうだろうか。

(舩橋 晴雄)週刊「世界と日本」第2183号

 

 新総理に菅義偉氏が決まり、課題山積の中で多難な挑戦が始まった

▼無派閥、非世襲の首相は自民党としては異例。だがその決まり方は二階俊博幹事長と完全に連携した先手必勝で、主要派閥に雪崩を起こした自民党的体質そのまま。組閣も堅実で、安倍後継にふさわしい

▼折から同盟の基盤の米大統領選が一カ月後。結果次第では米中の覇権争いも激化の可能性がある。世論調査で見る限り民主党のバイデン候補が有利だが、その支持に熱狂はない

▼一方トランプ大統領は男性、高齢者、白人労働者、福音派というコアの支持層以外に、どれだけ国益第一派の上積みが可能か

▼日本の指導者選びと違い、オープンで国民の声が直接反映される点は魅力だが、かつての世界の指導国家に陰りは否めない。民主、共和いずれの勝利にせよ世界新戦略の構築は不可避だ

▼外交不得手という菅首相は許された時間内に日本も確固とした外交方針の確立を。

(宮本 倫好)週刊「世界と日本」第2182号

 

 安倍政治に突如幕が下りた。早速、この長期にわたった政治の功罪を問う議論が喧しい

▼『論語』に孔子と弟子の子貢が政治の要諦について議論する章句がある。孔子の答は、「食」(経済)と「兵」(軍事・外交)と「信」(国民との一体感)が肝要というものだ

▼まず「食」は、今回のコロナ禍に見舞われるまでそれなりの成果を収めてきたことは否定できないであろう。これをプラスとする。「兵」は、世界中を飛び回ったわりには良好な日米関係以外にさしたる成果なく、日韓などむしろ悪化を招いた点を勘案すると、プラスマイナスゼロ。「信」は、森友・加計・桜の3点セットに象徴される政権の姿勢が国民の政治不信を招いたことは間違いないのでマイナスをつける

▼この3つをトータルするとプラマイゼロになるのだが、孔子はこの3つを等価ではなく、「兵・食・信」の順に重くなるものと考えていた。孔子流にいえば総合して多少のマイナスということか。

(舩橋 晴雄)週刊「世界と日本」第2181号

 

コラム 一味清風の続きはこちら

※会員の方向けのページです。

 

【AD】

2018年4月、金沢高専から国際高専へ
徳川ミュージアム
ホテルグランドヒル市ヶ谷
沖縄カヌチャリゾート
ホテルグランドパレス
大阪新阪急ホテル
富山電気ビルデイング
全日本教職員連盟
新情報センター
さくら舎
銀座フェニックスプラザ
ミーティングインフォメーションセンター
ピーアンドピービューロゥ