刊行物案内 リベアルアーツシリーズ
月刊『世界と日本』特別編集リベラルアーツシリーズ6
『英知を集め 国難に打ち克つ』新型コロナウイルス禍から気づかされたこと
判型B6判(128×182mm)191ページ
定価2,500円(税込)/送料サービス
<誌面紹介>
1.ピンチをチャンスに変えよう!経済構造の変化に対応し再生をめざす
経済評論家・大阪経済大学客員教授 岡田 晃
2.『安倍1強政権 初の国家危機』への対応
取り組むべき課題と今後を探る
ノンフィクション作家・評論家 塩田 潮
3.コロナ後の国際情勢と日本外交の課題
ジャーナリスト・産経新聞元論説委員長 千野境子
4.教育・学校、オンライン授業への取り組み・
米国との比較等
政治ジャーナリスト・(公財)国家基本問題研究所理事
細川珠生
5.2020東京大会へ 取り組むべき課題とは
産経新聞客員論説委員・笹川スポーツ財団理事/上席研究員 佐野慎輔
6.文化の力で文明2.0の形成へ - 統合知による自然の「内部化」-
近藤文化・外交研究所代表・
元文化庁長官・ユネスコ大使・駐デンマーク大使
近藤誠一
7.新型コロナを契機として日本はCBR戦に万全に備えよ
岡崎研究所理事 元海将 金田 秀昭
8.コロナ後に芽生える新しい社会
株式会社ふるさと回帰総合政策研究所代表取締役・
元野村総合研究所執行役員・理事 玉田 樹
特別編集『リベラルアーツシリーズ6』企画概要
『英知を集め 国難に打ち克つ』
新型コロナウイルス禍から気づかされたこと 発刊について
令和2年7月15日
内外ニュース代表取締役社長 紺田康夫
新型コロナウイルスの感染拡大と経済活動の再開は両立が難しく、世界各地でも大きな課題になっています。世界の感染者数は1,200万人を超え、死者数も54万人に達しました。(2020年7月10日現在)
わが国は早い時期から新型コロナウイルスの感染患者が発生したにも関わらず、日本ならではのやり方でほぼ収束させることができ、非常に低いレベルで抑え込みました。
今回の「日本モデル」の対策は成功し、世界的にも極めて厳しい解除基準を全国的にクリアしたと判断され、海外でも高い評価を得ています。
その要因として、BCG接種説や医療体制の充実、医療従事者の献身的努力に負うところも大きく、加えて、国民一人一人の自らを律する国民性に資するところが大きいものと考えられます。
大多数の国民が、この危機を乗り切るために、それぞれが我慢をし、政府の要請に応じ感染拡大阻止を頑張った結果です。
行き過ぎた規制は国民生活に致命的な悪影響を及ぼしますが、一方で行き過ぎた経済活動は第二波、第三波といった大きな波になる危険性もあります。正解がない中で、世界中が試行錯誤しています。
このような未曽有の国難の中、我々は今回の事象から「何を学び」、「何をなすべきなのか」を各分野の8人の論客に論じていただき、月刊『世界と日本』特別号「英知を集め 国難に打ち克つ」内外ニュースリベラルアーツシリーズ6として刊行することを企画しました。
読者の皆さまには、目に見えないウイルスに如何に対処し、国民が一致協力することで、賢く乗り切っていくための処方箋として本書をお読みいただければ幸いです。
これからも、内外ニュースは正しい世論を啓発し、今後の時流を読み解き、問題の本質を鋭く解説し、創業時からの社是「正論、正報道、正解説」を常に自分自身に問いかけながら、この危機を転じて未来を切り開くための指針として、力強く邁進してまいります。